冒頭にも書いたが、今回の宿である
裂石温泉雲峰荘に到着。
勝沼ICから近く、道もまあまあ良い割に秘湯感が高い。
日本秘湯を守る会の会員宿でもある。

本当は別館の自炊施設に宿泊予定だったが、諸事情により旅館部へとなった。
部屋は離れの一室で、貸し切り風呂、露天風呂が隣にある。
本館だと外に出なくてはならないのでかえってGOOD。


外に犬と猿がいて、ぺーと一緒に戯れて遊ぶ。
(女子達は寒いから部屋にいた)

後、キジがいたらオニ退治に行けるな、とペーと話す。
きっとペーなら一人でも素手でオニと戦えると思うのだが。
そういえばまゆみっち(ぺーの彼女)が
「私結婚したら絶対鬼嫁になりそう」なんて言っていたな。
鬼嫁には勝てないだろうな。きっと。


飯の前に風呂に入る。
ここの露天風呂は混浴。こんな近くにもあるんですよ。混浴って。
宿では着ながら入れるアスタオルみたいな奴を女子に貸してくれ、
一緒に入れた。
お湯はアルカリ性単純泉でクセはない。
(飲める位無色透明。実際ペットボトルで売っている)
ブルーシートで柵に覆いがしており若干趣が削がれたが、
一枚岩で屋根が作られた岩風呂など、こだわりがある作りだ。


なにより混浴なのがやはりいい。
皆で入れるからね。幸いにもこの時間は我々だけで入れたし。
(ぺーが一番気に入ってた)


風呂から上がって食事です。

鴨鍋、山女の味噌焼きなど、山風なメニューが良い。
柿の天ぷらなんて珍しい物もあった。


宿で試飲して注文したワインも付けてもらった。

正直ワインの味の善し悪しは分からんが、女将さんのアドバイスもあり、
確かに白ワインの方が和食に良く合う。


どの料理もできたてで、かつ素朴だが味付けが上品で、素材も自家製の物が多く旨かった。
ご飯もおいしくて満足。
この質で1万ならかなり安いと思う。


食後、貸し切り風呂に入ったり、部屋でビール飲んだりしながら、
時計も見ず、テレビもつけず、久しぶりにかなりのんびりできた旅館だった。
女将さんも元気だったし、気に入った。