再び19号線に戻った我々は宿へ向かう。日も暮れてきた。
さっきのスリップの余韻がまだ残っているその時、
ベイダーが云うのだ。
「あれ?あれカレー屋じゃない?CURRYって書いてるよ」
前方にプレハブ小屋のような構造物が見える。
プレハブ小屋の窓には手書きで"××カレー","○○カレー"
とメニューが書いてあるし、薄っすらと灯火だ。
以前の伊豆旅行と同じパターンだぜ。
明日、詳細を調べよう。


宿はもうすぐだ。