宿に着くまでまだ時間があるから温泉に行こうと云う話にまとまり、
御岳明神温泉へと向かう。
国道19号を右折、国道361号を上る。



積雪と路面の凍結が気になり、
「思えばこれがそもそもの間違いの始まりだったんだ・・
 なんて話になったら洒落にもならんね〜」
等と話をしながら山を登る。


さて、山道はさほど積雪も無く、我々は目的地直前まで来たのだが、
最後のストレートに差し掛かった時、そこだけ日陰で雪が解けていない箇所があった。


「あ〜滑ってる」とベイダーが言い出す。
確かに車のケツが右に傾いている。
戻そうとベイダーが軽く左にハンドルを切ると、
今度は左に傾くのだ。


で、また右にハンドルを切った瞬間、


ズルズルズルー!!!
とスピンした訳だ。

車は180度綺麗に弧を描き、対向車線にピタっと止まる。


なんじゃこりゃ〜


って訳で、チェーンを取り出そうとするも、
それ以前に引き返そうと云う話になり、我々は宿へと向かったのであった。


対向車がいなかったから良かったけれど、
いたら死んでたな・・・
一旦外に出て、再び車に戻った時、足が震えているのに気づく。
さらば!!!御嶽明神温泉!!!


皆さん、命は大切にしましょう。