今日の宿は肘折温泉丸屋旅館
肘折温泉山形県のほぼど真ん中に位置し、非常に山深い。

谷間にぽっかり温泉が沸いている。近くにでかいスーパーなどは無く、
本当に温泉街だけが集落になっている。大体、温泉街というと寂れた雰囲気が漂う昨今だが、
ここは温泉街だけで成り立ってる場所なので、商店がきちんと成り立ってる。
じーさん、ばーさんが多いが、皆のんびりとここでの時間を過ごしている。


さて、宿の方はというと、廊下に普通にタオル等が干してあったりして、
非常に生活観溢れる廊下だったり、休憩所に普通にテレビとコタツと雑誌が置いてあり、
宿というより生活の場そのものなのである。これぞ湯治場!!って感じです。


宿も恐らくかなり古いのだろうけど、ここは改築した新しい「グランドルーム」なるものまであり、
幅広く楽しめそう。
我々は10畳部屋、食事はご飯と味噌汁+簡単なおかずのプランで宿泊。
追加の食材は、勿論自炊です。さっき採ったふきのとうのてんぷらが格別だったのは云うまでも無い。

一人6500円位(朝食付き)で、やはり破格です。


風呂は自家源泉が3本あり、美肌の湯、暖まりの湯などバラエティー豊富。
ああ、もう一泊してのんびりしたいぜ!!
そう、それが湯治場なのだ。これからこーゆー宿が見直されて行ってほしいものです。


〜次の日へ続く〜