相馬では野馬追(のまおい)という祭りがあり、国指定重要無形民族文化財にもなっている。
つまり甲冑を着て馬に乗り、戦国大名行列を作るのだが、
それがたいそうなスケールらしい。
で、そのためにこの町では甲冑屋が所々にある訳だ。
おっさんはその野馬追に毎年馬を引き連れ参加しているそうで、
甲冑屋さんに寄る事となった。

これらの甲冑はただ飾るだけでは無く、毎年使用する。
おまけに作成工程が昔から変わらない、つまり本物なのである。
う〜ん、これが実用品だと考えると時間を超えてるぜ!

ひとつひとつのパーツを手作りするらしく、女将さんからその話を聞く。
ネジみたいな物から飾り、小手や布まで別注で作るため、一つ作るのに3〜5年は掛かるとか。
値段は・・車買えます。
レプリカじゃなくて本物の鎧屋か。
RPGみたいだぜ。