四万へ行く筈で、4人で宿を先に予約したが、
やはりだ〜れも集まらない。
ベイダーとの旅行は、
この前も、その前も、そして、その前も・・・
いつも2人きりさ。

と、云う訳で、何も女子に大人気の
四万に行く必要も無く、
連休だし、俺の実家、仙台へと旅路は急遽変更。
仙台〜宮城県北部の地獄旅行の始まりだ!!

"牛たん通り"という物が、
仙台駅新幹線乗り場の脇に、去年出来た。
一瞥してみたが、意外と盛況みたい。
(連休というのも関係しているのだろう)
"利休"や"きすけ"がしのぎを削って戦っている。

しかし、我々はそれには目もくれず、
カレー屋へと直行。
詳しくはこちらへ。
http://cdet.jugem.jp/?eid=41


カレーを食した後、ベイダーが調べた観光地、
「仙台武家屋敷」へと向かう。
http://www.naritasan.to/sub02.htm
俺はこの町に18年間住んでいたが、
こんな場所は知らないし、後から母親に聞いても
やはり知らないのだった。
それもその筈、バスが日に三本しかない。
田舎地獄(場所はそんなに田舎でもない)。

台風が近づいているのか、
普段からそうなのか(恐らく後者が正解だが)
客は我々以外、いない。

ここへ来た目的は、結論から云えば一つしかない。
それは"人間教育館"という地下室。

そこまで行くには上の階から下る事になるのだが・・・。

とりあえず、上の階から見ると、
"国宝級"の絵画や水墨画が並ぶ。
"おそらく雪舟作"等と書かれた"国宝級"
スゲーネ!! スネーゲ!!
そして、"恐らく高価な"壷やデカイ皿が所狭しと並ぶ。
ガキが走って壊してしまいそうで怖い。

問題の"人間教育館"は、こちら
http://www.pressart.co.jp/sendai-tj/ura/omosiromu/05.html
・・・あまり説明したくありません・・・
・・・田舎地獄・・・だな。
地獄を説明するスライドムービーが、
じいさんが孫に地獄を説明する形で進行するのだが、
そのじいさんの台詞が全く救いが無いのに感動!!



で、何処が"武家屋敷"だったのだろう。
写真撮影禁止だったので、
詳しく知りたい方は、電話するか、
e-mailで質問するか、直接見て下さい。


雨足も激しくなって来たので、
早めに実家へ退散。
家の目の前に今年できた温泉、
"極楽湯・仙台泉店"へと足を運ぶ。
母親が回数券をくれたので、タダで行けた。

ここはどうやらチェーン店らしく、
東北を中心に展開しているらしい。

基本的にはスーパー銭湯型だが、
内装は流石に近頃の流行を抑えているらしく、
安っぽく見えないよう工夫されている。
"よみうりランド丘の湯"
http://d.hatena.ne.jp/countryhell/20040812
みたいな感じ。

温泉は露天に一箇所だけだが、
猛烈に塩辛く、肌に効きそう。
仙台のお湯は、全体的に食塩泉が多いような。
誰か教えてください。

他にも、寝転がる場所や、
サウナも数種類完備、
座湯?が気持ちよかった。

半日はゆっくりできます。


風呂から帰り、飯だ。
我が家では、諸事情により、
母親は休みの日には飯を作らない。
俺が帰省するのは、盆とか正月とか、連休とかなので、
今回もやはりスーパーで寿司などを買って済ます。

秋刀魚と謎の煮物が一応手作りだ。
謎の煮物なのだが、
肉なし肉じゃがに、仙台の腑を入れた物らしい。
しかし、その腑が旨かったらしく、
前日に母親が食っちまったので、
やはり肉なし肉じゃがなのだ。

煮物の味付けって、どの家でもそれぞれだから、
懐かしい感じが蘇る。

飯を食いながら、彼女の事で母親に説教を受ける。
隣にベイダーがいるのに。

気づいたら酒はビールからウイスキーに切り替わっている。
長い夜となったのは云うまでも無い。
勘弁してくれ。